INTERVIEW

人事として、小平のファンを増やしていきたい! 小平株式会社 門田真穂さん【スポンサーインタビュー第5弾】

2024.01.16
ひかり

学校・学年・専攻の垣根を越え、共に、人生をデザインする術を身につける場であるライフデザインアカデミーMOKUMOKU。実は、頑張る学生を応援してくださるスポンサー企業の方々によって支えられているんです。

スポンサー企業の方々の仕事や人生を知ることで、自分の未来について考える材料が増えるのではないか…?

よって、第2期では、スポンサー企業の方々にMOKUMOKU生がインタビューを行い、記事にすることに挑戦していきます!

第5弾は、“小平株式会社”です!

スポンサー企業のご紹介

1912年にいちき串木野で創業。エネルギー(LPG、電力)、国際貿易、ITソフトウェア開発、ガソリンスタンド事業など多角的な事業を行っている。鹿児島、九州だけでなく、世界にも進出し、グローバルな事業展開をみせる企業である。社会貢献活動として、日置市東市来町に地域コミュニティの活性化やコロナ禍で苦戦する飲食業の新しいチャレンジをサポートするためのシェアカフェ施設としてハマオカポケットパークを建設。

インタビューのお相手は門田真穂さん

鹿児島県出身。京都の大学を卒業後、保険会社、鹿児島県庁18FのコワーキングスペースSOUUにてコミュニケーターとして勤務。その後、小平株式会社に入社。現在は経営企画室の人事組織部に所属し、人事採用や広報関係の仕事をしている。ドライブをするのが趣味で、大学時代にオーストラリアに留学した経験からオーストラリアが大好き。

SOUUとは?

鹿児島県庁の18階にあるコワーキングスペース。NPO法人薩摩リーダーシップフォーラムSELFが運営している。利用者間のマッチングを行うコミュニケーターがおり、異業種間交流の場ともなっている。

小平株式会社と出会うまで

−小平株式会社と出会ったきっかけは?

SOUUの立ち上げのとき、コワーキングスペース受付のシステム設定など、一緒にお仕事をしていたのが小平社の社長でした。その時に、社長から「こういう事業をしていて、新しくミッションをつくっていて〜」というのをなんとなく聞いていたというのがあったので、今年で創業111年という歴史がありながらも、挑戦をしている変革期にあるというのが面白いなと思っていたんです。社長に声をかけてもらえて、変革期にある会社の中に入れるというのはすごくおもしろそうで、入社を決めました。

今のお仕事について

−人事組織部でのお仕事内容は?

人事組織という領域には、本当にいろんな業務があります。私は、今は採用回りと社内の人事・広報に関することをしています。採用は今まで経験のない仕事なのですが、私が入社してからの9ヶ月間、採用に関わった人が10人ほどいるんです。採用活動をサポートしてくれている外部の会社の皆さんに教えてもらって、面談の対応もしています。

広報では、プレスリリースを出したり、会社のSNSアカウントを運営したりしています。事業部が3つあるので、これをSNSに上げてほしいというのが出てくるので、文面を作成して、会社のFacebookやTwitterのアカウントに投稿していますね。広報のイベントにも積極的に参加しています。

−これまでのお仕事の経験で、今のお仕事で活かせている部分はありますか?

大学時代の4年間はガストでアルバイトをしていて、そこで接客を学びました。一番最初に就職した保険会社ではコールセンターで勤めていました。コールセンターでは、接客以上に相手の状況に寄り添った対応が求められるようになりました。そのようなスキルが今活かされて、繋がっていると思います。総じて言えるのは、コミュニケーションスキルですかね。

−入社する前と、入社してからのギャップは?

入社するときには、ミッション・ビジョン・バリューに惹かれて入社したんですけど、創業111年という歴史があって、昔からいらっしゃる社員さんが多い中で、会社として打ち出したミッションを浸透させようとしている変革途中であったのがギャップだったかもしれません。長年働いてきた社員の立場に立つと、急にミッション・ビジョン・バリュー・ベネフィットという横文字の言葉が出てきて、teamsというオンラインツールでコミュニケーションとって、と受け入れられない部分も多いと思うんです。そこの抵抗を少なくするために勉強会を開いたり、相談を聞いたりすることを人事組織部として今やっている途中なので、ギャップはありつつもすごいやりがいがあるなと感じました。

−人事として仕事をする中で、求められる人とは?

難しいですよね…。自分が楽しいって思うことや、こういう環境だったら楽しめるっていうのが分かる人。自分の中にそういうビジョンがちゃんとある人っていうのがすごく強いなっていうのを最近すごく思っています。自分自身がそういうものが今までなかったからこそすごく思うんですけど、自分のやりたいことがわかっていた方が仕事選びをする時も自分が活躍できるところに気づくことができるし、自分がやりたいことと会社がやっていきたいことの結びつくところを見つけてそこで目指してやっていけたり、やりがいを持てたりするので、そういうのが大事かなと思います。

−これまで人と関わる仕事を多くされているのはどうして?

根本にあるのは、自分がやったことでその人に役立ったり人に喜んでもらえたりするのが好きというのがずっとあるんですよね。1人でいるのもいいですけどやっぱり人と触れ合っていた方が、新しい知識とかも得られるし、面白い話も聞けたりするし、そういうのは楽しいなと思います。

今後の展望

−これから、会社の中でしていきたいことは?

大きくいうと、「小平のファンを増やしていきたい」というのがすごくあります。会社の中にいる人たちが、幸せに働いていて、自信をもって「小平が好き」「小平にいる自分が幸せ」って思える会社って外から見ても「すごく楽しそうだな」「自分もそこに入りたいな」って思ってもらえるので、そうしていくために人事としていろんな施策を取り入れたり、研修をしたり、こういう取り組みをしていることとか、こんな会社の社員がいますということを社外に伝えられるのも私の立場だと思うので、社内でも社外でも小平のファンをもっと増やしたいです。

取材を終えて

まだ入社してから1年経っていないものの、小平社への愛がインタビューをしていて伝わってきました。人事は未経験ながらも、これまでの経験を活かしながら仕事をする姿が印象的でこれからも様々な挑戦へ挑んでいけそうな姿がかっこよかったです。「自分のやったことで、人に役立ったり、喜んでもらえたりするのが好き」というのが根本にあるとおっしゃっていて、その思いこそが今の仕事でも原動力となっているのではないかなと感じました。

鹿児島生まれ、埼玉育ち。鹿児島大学の4年生。 わあああ。

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